「クーデター・ゴーゴー開催20周年に添えて」

ふーみんです。毎度お世話になっております。
2024年1月、私のHP「ふーみんの部屋」、
並びにX(旧Twitter)上で開催してきましたワードゲーム企画"クーデター・ゴーゴー"が、
満20年を迎えることとなりました。
今までご参加頂いた参加者の方々には、厚く御礼申し上げます。

つきましては、2024年1月開催の第144回くでごーは、
くでごー満20年記念回として、大々的に開催をしたいと思います。
奮ってご参加頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、くでごー満20年ということですが、
これはあくまで私が主宰として開催したくでごーのことであります。
せっかくの機会ですので、くでごーを開催するまで、
また軌道に乗るまで、5年弱のブランクからの復活、
などの20年の歴史を語っていきたいと思います。

時は2003年。
当時は個人HPで、ワードゲームを開催するサイトが多数あり、
私はいつの頃かからか、そういったサイトを閲覧するのを楽しみにしていました。
そんなサイトの一つに、紳士服たかのさん、別名アサヒナさんのサイト、
「ピース」がありました。

私もうろ覚えですが、その中の「LAND OF RICHES」というゲームコンテンツに、
アサヒナさんが発案された
"クーデター・ゴーゴー(Coup d'Etat Go Go)"
というワードゲームがありました。

設問10問に対して回答を2つ書き、
2番目と3番目に多かった回答に対してプラスポイントが、
また最多回答に対してはマイナスポイントが与えられる、
というルールが絶妙で、過去に開催された結果を見て、
私もぜひとも参加したい!、と思ったのでした。

しかし、その時既にくでごーは開催されていませんでした。
2000年〜2001年中頃まで開催されていたんだったかなー、
ここはマジでうろ覚えですみませんが、
とにかく自分が参加したくても、出来ない状況でした。

参加したい思いは増していき、
やがて参加できないのなら自分で開催してしまえば!、
という結論に至りました。

2003年4月に自分のHPを立ち上げ、好きなアニメランキングとか、
当時大ハマりしていたアニメ「おねがい☆ティーチャー」の聖地巡礼レポ、
などを公開していましたが、
とはいえいきなりくでごーを自分で立ち上げても、
ノウハウも参加していただける同士もない状態ではあまりにも無理がありました。

そこで目を付けたのが、「おねがい☆ティーチャー」通称"おねてぃ"でした。
当時毎週長野県の木崎湖を訪れて、その巡礼レポを執筆していたおかげで、
おねてぃファンの間でも私のサイトは注目される存在になっており、
「おねがい☆ツインズ」放送開始とともにデジカメ画像も挿入するようになり、
新たにアニメで描かれた聖地の写真を公開したこともあって、
現地で声をかけていただく機会も増えていました。

この繋がりを生かすために、
"おねてぃ"でオンラインフラッシュを開催しようと思いました。
フラッシュとは、くでごーと同じワードゲーム企画の一つ。
一つのお題に対し8つ回答し、他の参加者と同一回答があればその回答人数分ポイント。
但し同一回答の基準は基本完全一致のみ。そのオンライン版。
通常は3つの言葉が出題され、その総合得点で優勝者を決めるのが一般的でしたが、
私のサイトでは毎回一つのお題に絞り、
そのお題を"おねてぃ"として出題。おねてぃファンに参加を募ることにしました。

オンラインフラッシュを開催しようと思ったのは、
くでごーよりも集計が楽だと思われた点、おねてぃファンに参加を呼びかければ、
容易にある程度の参加者を集められると思った点、
そしてフラッシュの集計を何回か積めば、ワードゲームの開催実績を踏むことができ、
またおねてぃファンを今度はくでごーに呼び込めると思ったからです。

そして2003年11月2日。
ワードゲーム企画オンラインフラッシュ第1回「おねてぃ」開催。
半月の回答募集期間内で、自分以外で22名ものご参加をいただき、
初回から大成功を治めることができました。
11月下旬の第2回のお題「おね☆2」では、30名と大幅に参加者が増え、
その後もおねてぃ関連ワードで月2回のフラッシュの開催を続けていきました。

そして年が変わり2004年1月5日。
ついに私のHPでクーデター・ゴーゴーを開催することにしました。
今でも申し訳ないことなのですが、くでごー発案者のたかのさんには、
事後報告となってしまいました。
しかしたかのさんは私のくでごー開催を承諾してくださり、
恐縮にも自らご参加いただくことに。
たかのさん、あの時は本当にありがとうございました。

フラッシュとは違って参加のハードルは高かったのですが、
1か月の回答募集期間に私以外に16名のご参加を頂き、
なんとか開催できる人数を集めることができました。
ところが翌月の第2回は私以外の参加者は14名と減ってしまい、
ギリギリの参加者でした。
幸いなことに第6回で初の20名到達。
その後再び10人台に減るも、第10回以降は20人台前半をキープ。

私自身も他の方が開催されているワードゲーム企画に参加したことで、
うちのくでごーも認知され始め、徐々に参加者を増やしていきました。
そして第18回、ついに初めて30人に到達!
32回には40人に到達し、第38回には唯一の50人オーバーの、
52名の歴代最多参加者を記録しました。

くでごーを開催するにあたって、一番の苦労は集計作業でした。
第1回の集計から必ず行っているのが、
送られてきた回答をルーズリーフに書き写すこと。
これを行うことによって、誰の回答がヒットしているか、
が一目でわかるので、現在まで行っています。

16〜18人程度になったら、問題別の表の作成を開始。
これを行うとヒットしていない回答も一目でわかるようになり、
集計作業が楽になります。
ただくでごーを始めた当初は、参加者別の得点集計を行った後、
検算を行っていませんでした。
1年ほど経ったのち、過去のすべての検算をし直した経緯があります。
現在は問題別の得失点をExcelに入力して参加者計を出し、
参加者別の得失点を合計して問題別と合致するかを確かめています。

あとここ1年半ほど、問題別の表のポイント圏内をExcelにコピペすることで、
参加者別の得失点を計算できるようになり、
集計作業が大幅に楽になりました。

毎月開催を欠かさず続けていき、2012年5月には100回に到達。
しかし2013年に入ると私自身が集計作業に時間を取りずらくなったうえ、
参加者数がついに30人を下回ったことが大きくなり、
くでごーの定期開催に終止符が打たれたのでした。

2014年に一度だけ復活しようとしたのですが、
回答を募集したものの集計作業をせずにお蔵入りとなってしまいました。
一度くでごーを辞めてしまうと、再開しようとする気にはなれず、
そうこうするうちにplalaの回答フォームが使えなくなってしまい、
生結果発表を行っていたチャットルームも閉鎖されてしまいました。

もうくでごーのことを忘れていた2017年。
アニメ「月がきれい」に主宰者は激ハマしてしまい、
放送終了後から毎日月がきれいの画像ツイートをするようになりました。
そのおかげもあって、月がきれいファンとTwitterで交流するようになり、
これは「月がきれい」でオンラインフラッシュ開催できるのでは?、
と思うようになりました。

一時に比べ自分の時間も持てるようになったうえ、
フラッシュなら集計作業もそんなにかからないと思ったからです。
フラッシュのほうは2011年から開催していなかったので、
実に6年ぶりの復活です。

2017年11月21日、オンラインフラッシュ復活!。
結果的に言えば、大成功でした。
「月がきれい」は28名で開催、翌月のお題「川越」は33名、
さらに2018年2月開催の「水野茜」では、なんとくでごー並みの40名の参加者が!。

これは、今ならくでごーを復活させられるのでは!?
かつてのくでごー参加者とも交流がすっかり途絶えてしまったのですが、
「月がきれい」ファンをくでごーに呼び込めば、それなりの参加者数になるのでは?

2018年3月26日、復活フラッシュの生結果発表を行っていた、
TwitterのDM内専用ルームにて、くでごーを知らない「月がきれい」ファン向けの、
練習出題が行われて機は熟し、4月1日についに5問のミニ開催、
おまけに5問すべて「月がきれい」関連の出題にして、
放送1周年記念開催として、くでごーはついに5年のブランクを乗り越え、
復活したのでした!。

結果37名もの参加者が集まり、ミニ開催ながら大成功でした。
そしてこの開催を踏まえて、翌5月はついにフル10問の完全復活!
くでごーセカンドシーズンが始動しました。

セカンドシーズンでは毎月開催をせず、年5開催を維持しております。
第130回からはダッシュルールを導入し、
回答候補が少ないお題に対し、1回答のみでよい新ルールを毎回数問出題しております。

そしてセカンドシーズン開始から5年弱、
2024年1月、くでごー開始から満20年を迎えることになりました。
前任者じゃら勝手に引き継いだワードゲーム企画が、
途中ブランクもありながら20年後も開催していることに、
大変多きな喜びを感じております。
誠にありがとうございます。

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